非日常

誰かしらの""ニセモノ""にしかなれないけど、精一杯""ニセモノ""になってやる。

会沢紗弥ちゃんと6人のサンドリオン

図らずも、漫画のタイトルみたいな記事名になりました。

 

そろそろサンドリオン現場に行き始めてから1年弱が経つので、なんらかの形で記事は書こうと思ってたんですが、まさかこういう形で書くとは思わなかったです。

 

2019年5月5日の「超サンド令和・オン・ステージ」を以って、会沢紗弥ちゃんが声優ユニットサンドリオン」をご卒業しました。

 

彼女の卒業は、まったく予想していなかった訳ではなかったんですが、このタイミングでの卒業はさすがに予想できませんでした。

 

卒業が発表された4月13日、"重要なお知らせ"を見て、まず「ついにきたか...」と思いました。

そして冷静になった後、朝まで涙が止まらなかったです。

人間ってこんな量の涙流せるんだと、はじめて身を以って知りました。

 

会沢紗弥ちゃんがサンドリオンを卒業することは、

サンドリオンとしての彼女を二度と見ることができないこと、そして6人体制のサンドリオンの終焉を意味します。

この2つはさすがに堪えました。

人生最後のモラトリアムを失った、そんな気分です。

 

「止めてくれさぁちゃん その発表はオレに効く 止めてくれ」

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(唐突な雑コラすみません)

 

サンドリオンは自分にとって特別な現場でした。

”人間として大好きな人が歌って踊る。パフォーマンスしてくれる。身近に応援できる。”

理由として十分すぎます。

オリジナルだろうがカバーだろうが、僕には関係ありません。

 

サンドリオンは運営の規模的にも自由にふるまえる雰囲気があって、会沢紗弥ちゃんは個性的な6人の中でも特に異彩を放ってました。

ゴーマイウェイな感じって言うんですかね。(アイマスと掛けた訳じゃないょ)

 

 

サンドリオンと会沢紗弥に惹かれた経緯

 

サンドリオンと彼女の魅力を語るうえで、自分がどのようにしてサンドリオン現場に定着したのかについて書いておきます。

 

実は自分がサンドリオンを知ったのは、黒木ほの香さんがきっかけでした。

(心の声「文脈ブレるやろ~」

でも、会沢紗弥ちゃんのファン、時期の違いこそあれ、黒木さんをきっかけにこの現場を知った人が多くて笑いますね。 #きっかけは黒木ほの香

 

初めて足を運んだイベントは、2018年6月9日1stミニアルバム「わ」のリリースイベント

この日は黒木さんを中心に見てました。

ユニットの中でも、特定のメンバーを応援する人なんてそんなもんですよね。

 

次に行けたのは、7月末ゲーマーズ町田の名刺お渡し会

WUGの座間公演から回しました。

本当は黒木さんが出る回に行くつもりだったけど、WUGと時間がもろ被りしていたので、回せる会沢・小峯・小山回に。

 

ただ、ここで会沢紗弥に堕ちることになります。

 


この日は特に何も考えず秋葉原で購入した「定礎」Tシャツを着てきました。

 

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秋葉原で購入した「定礎」Tシャツ。最近めっきり着ていない。 

 

 

会沢「て、定礎...!?」

僕「アッハイ、定礎です...」

 

これが初めて会沢紗弥ちゃんと交わした言葉です。

本当にありがとうございました。

 

あとは、日ごろTwitterは拝見していたので彼女のTwitterセンスを褒めたりと、

話した内容としてはその程度なんですが、

女性声優笑顔派の僕は、

そのときに直撃した彼女の屈託のない笑顔インパクトに一瞬でやられました。 

 

 会沢紗弥ちゃんの笑顔のインパクトについて一言で表現する僕

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「パワーーーーー!!!」

 

 

しかし、主現場を変えるのは心理的なスイッチング・コストがかかるもの。

8月のワンマンがWUGのファンミと被ったときは相当堪えつつも、

結局はWUGのファンミに行くことを選びました。

 

モチベーションが高いのに行けない、悶々とする日々。

その間に「わ」の曲をヘビロテしてサンドリオンの楽曲がますます好きになり、

また会沢紗弥ちゃんのブログを最初までさかのぼって通読し、彼女のセンス以外の面にも触れ、彼女の人間性までも好きになりました。

(会沢紗弥ちゃんのブログ、何気ない日常の中に、ときおり声優としての夢や、声優のお仕事に対する姿勢、キャラクターや作品に対する愛が語られていてエモいのでオススメです)

 

憚らず言ってしまうと、

WUGとサンドリオンのモチベーションが逆転したのはこの辺りですね。

 

SS3Aやこえずかもあったけど割愛して、)

その後ようやく足を運べたのは、9月の第18回ドリステになります。

夜勤明けで券取りに並べず、入場券も譲っていただいた形なので、演者の顔もまともに見えなかったけど、かねてから行きたかったイベにようやく行けたこともあって、死ぬほど楽しかったです。

 

まず1曲目「極上スマイル」、元々ワグナーだったので高まらないわけがありません。

他のカバーもメジャーどころを選んでいて、どれもめちゃくちゃ盛り上がりました。

「わ」の楽曲を精いっぱい予習した状態で、オリジナルの楽曲もようやく生で聴けたので感動しました。

決して大げさではなく、「こんなに楽しいことがあって良いんだろうか」と思いました。

 

イベント後、特典会でさぁちゃんにはSS3Aの感想を直接伝えることができましたが、

その頃のさぁちゃんはSS3Aという大舞台を経験して、ステージに立つ側の人間としてすでに一皮むけているように感じました。

 

このイベントから、サンドリオンのモチベーションは自分の中で”最強"となり、

海外イベントを除いて余すところなく行くようになります。

 

本当は広州も行きたかったけど、単身での海外遠征はハードルが高すぎました。

今だったら行ってるかもしれませんが。

 

 

この頃の僕「二人(会沢・黒木)ならNに並べる、二人ならNを越せる」

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(※ここでいうNさんはそれまでイベントに参加してきた特定の演者さんです。あくまで個人のモチベの問題です。)

  

サンドリオンのイベントと並行して、会沢さんのイベントにも行くようになりました。(個々のイベントの感想は長くなるので割愛)

その中でも、年末のおとな小学生さんの舞台「ヤキソバチルドレン」は、

のびのびと役に入り込む彼女の姿を見て、役者としての彼女の姿も好きになりました。

 

あとは、直近だと温泉むすめの箱根でのイベント。

ライブ以外に、ボイスドラマを披露する機会があったんですが、

直接鳥羽亜矢海ちゃんを演じる姿を初めて見て、こんな演技もできるんだと驚きました。

Z/Xの生放送やミクボの朗読でも、器用な演じ分けを見せていて、キャラクターを演じるさぁちゃんをこれからも見たいと強く思いました。

 

こういったところ(演技面)が、

会沢紗弥ちゃんがサンドリオンを卒業しても、

それに伴って今まで通り身近に応援できる存在ではなくなっても、

彼女を応援するモチベーションの1つ大きな要因になっていると思います。

 

サンドリオンでは特典会やリリイベのおかげで直接お話できる機会が多くて

自分は無限に周回するような人間ではないけれど、

会沢紗弥ちゃんには毎回会いに行って、いつの間にか名前も覚えてくださっていて、いろんな話をしました。

それこそ、ミクボのパーソナリティが決まったときも一緒に喜べたりして。

(そういう身としてミクボの初回(第2回)放送は絶対に読まれたかったので、無事読まれてよかったです。)

 

その点は、スタダの運営方針に感謝ですね。

 

 

これからのこと

 

会沢紗弥ちゃんが卒業して、6人のサンドリオンではなくなってしまったけれど、他の5人が好きだということに変わりはなく、

どうしても雰囲気はこれまでと変わってしまいますが、楽しさが失われた訳じゃないので、これからもサンドリオン現場にも通うと思います。

 

ただ、6人のサンドリオン本当は7人だということは痛いほどわかっています)に特別な意味を持っていた自分は、今まで通り彼女たちを見ることはできなくなっていると思います。

これからも他の声優ユニット特別な意味を持つこともないでしょう。

それほどまでに、6人のサンドリオンと、サンドリオンとしての彼女が、自分の中でとてつもなく大きな存在だったということです。

 

とまあ、建前と本音を最大限使い分けて書きましたけど、最後の方は本音です。

もう卒業は覆せないし、前を向いて夢に向かって進んでほしいというのは紛れもない本心なので、

たかだか一ファンが彼女が卒業したことの是非に言及するのは控えます。

 

p.s.

5月5日の卒業公演で最後に撮ってもらったポーズは、

会沢紗弥ちゃんが9月のドリステで「それじゃあハートつくりましょうか」と、オススメのポーズを聞いた際に最初に提案してくれたポーズで締めました。

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 ←最初に撮ったツーショ           最後に撮ったツーショ→

 

 

「最初に撮ったときのほうが良い笑顔だね...⁉︎」


                     終
                   制作・著作
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